一般的な賃貸物件とは違う？マンスリーマンション契約にかかる手数料や費用

2021/12/06

一般的な賃貸物件とは違う？マンスリーマンション契約にかかる手数料や費用

マンスリーマンションの契約を検討しているものの、契約がはじめてで手続きに不安を感じている人もいるでしょう。マンスリーマンションの契約は一般的な賃貸物件とは異なるところがあるため、注意が必要です。本記事では、マンスリーマンションの契約を検討している人に向けて、契約で必要になる手数料や費用などについて解説します。

マンスリーマンションでは契約時にさまざまな費用を支払う

そもそもマンスリーマンションとは、1カ月～数カ月単位など、短期間のみ借りることを想定した賃貸マンションのことを指します。出張や旅行など、期間限定の仮住まいのような感覚で借りる場合が多いでしょう。マンスリーマンションを借りる際は、契約時に一般的な賃貸物件で必要になる敷金・礼金・仲介手数料などがかからない点が特徴です。利用するマンションによっても異なりますが、賃料は利用日数分を前払いで支払うことが多いでしょう。光熱費や管理費、インターネット利用料などが込みになっていることがほとんどです。

しかし、水道の使い過ぎなどで基準量を超えた場合は追加料金を請求される可能性もあります。なお、退去時の清掃費や鍵交換費なども初期費用に含まれるケースが多くなっていますが、物件によって詳細はさまざまであるため、入居契約をする前に確認するとよいでしょう。

契約手数料やマンスリー手数料が別途かかる！相場はどのくらい？

マンスリーマンションを契約する場合は、物件を提供する会社によって「マンスリー手数料」や「契約手数料」など名称は異なりますが、賃料のほかに別途手数料がかかります。マンションによっては基本パックのような料金プランの中に含まれていることもあるでしょう。具体的な金額については、マンションの利用期間やキャンペーンをやっている期間かどうかなどによっても変動します。
基本的な相場としては1カ月で1万円程度ですが、部屋のランクが上がるほど高くなる傾向があるでしょう。

ケースによってほかにも手数料がかかる場合がある

ここまで紹介した費用以外にも、ケースによってはほかにも手数料がかかる場合があります。
たとえば、火災保険について、建物単位で運営会社が加入しているところもありますが、入居者用の火災保険の料金が必要な場合もあるでしょう。中には水漏れや鍵の交換が必要になったときなどにも対応できる総合的なサポートサービスを契約することもあります。また、寝具のリース料が必要な場合と不要な場合があり、必要である場合は8,000円ほどかかるケースが多いでしょう。
これらのほかにも、備え付けられている設備以外の家具や家電が必要な場合や、オプションサービスを利用したり、同居人がいたりする場合は別途料金がかかることもあります。

マンスリーマンションのメリット

マンスリーマンションを借りるメリットとしては、まず、生活に必須の家具や家電などの基本設備が整っている点が挙げられます。生活するために必要な家具や家電を一から揃える必要がないため、それらの準備にかかる手間やコストを削減できるでしょう。また、一般的な賃貸物件でかかる敷金や礼金といった初期費用を抑えられるため、入居期間が決まっている滞在におすすめです。一般的な賃貸マンションを借りる場合の初期費用も安くないため、これらの費用が抑えられるのは経済的といえるでしょう。

さらに、入居当日から生活でき、ホテルとは違って自宅感覚でくつろげる点も魅力といえます。生活家電が揃っているため、自炊する場合も不便さを感じないでしょう。窓やベランダもあり、一般的なマンションで生活する場合とほぼ変わらない快適な生活ができます。

かかる費用や手数料を把握してマンスリーマンションを活用しよう

マンスリーマンションを借りる場合は、さまざまな費用を支払わなくてはいけませんが、一般的な賃貸物件で必要になる敷金・礼金・仲介手数料などが不要なほか、生活に必須の家具や家電が揃っているため、コストパフォーマンスが高い点が魅力です。
なお、契約の際は、運営会社によって手数料などが異なるため、事前に確認して自分にピッタリなマンスリーマンションを見つけましょう。