単身赴任セットはお得？損？家具家電付きのマンスリーマンションもおすすめ
単身赴任が決まったときに1人暮らし用の家具・家電などをまとめて購入するのは後々無駄になってしまうことも多く、もったいないです。単身赴任セットを購入するよりは家具・家電が備え付けられているマンスリーマンションを選ぶほうが損をしない場合もあります。そこで、本記事では、単身赴任セットの購入が実際にはお得なのか損なのかという点に注目しました。
単身赴任セットとは何？
「単身赴任セット」とは、単身赴任先で生活するために最低限必要になる家具・家電をセットにしたものを指します。家具や家電はセット購入したり、レンタルしたりすると割安になるため、こういったセットがあらかじめ用意されている店舗も少なくありません。それまで家族と一緒に住んでいた場合は、自宅に必要なものがそろっています。しかし、単身赴任する際にそれらを赴任先に持っていくのは難しい場合が少なくありません。
そこで注目されるのが家電量販店や家具店で販売されている単身赴任（1人暮らし向け）セットです。これらのセットは、決められた範囲内の商品から自分の好みで選ぶものと、あらかじめセット内容が決められており、自分では選ぶことができないものがあります。単身赴任セットはひとつひとつ必要なものを購入したり、レンタルしたりするよりはお得です。ただ、セット内容のなかには、生活スタイルによっては不要なものが含まれている場合もあります。そういったものを使用しないまま放置しておくより、その分のお金をほかのことに使用するほうが生活面でも楽しめるでしょう。
単身赴任セットの主な内容は？
単身赴任セットにはどのようなものが含まれているのか、具体的に挙げてみました。
家電セット内容
単身赴任向けの家電セットは、基本的にいわゆる「白物家電」が中心となった5点セットが多いです。白物家電とは日常生活の家事などで主に使用されている家電を指します。5点セットの場合は冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、掃除機、炊飯器です。6点セットで、アイロンが含まれているケースもあります。また、テレビ、DVDレコーダー、ノートパソコンや照明器具まで含まれているセットもあり、便利です。冷蔵庫や電子レンジは「最低限必要な家電」に含まれていることが少なくありません。ただ、一般的に、単身赴任の場合は大きなサイズの冷蔵庫は不要なので、上に電子レンジを置くことを前提とした2ドアの小さなものが選ばれています。
家具・家電セット内容
家具・家電セットは先に紹介した基本の家電に加え、ベッド、ローテーブル、カーテンなどの組み合わせです。たとえば、人気なのはテレビと冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、ベッドという5点セットで、ベッドは寝具一式が付いているものもあります。また、家具・家電10点セットを販売しているインテリア雑貨店もあり、好評です。こちらはベッド、マットレス、寝具一式などのベッドコーディネートセットに加え、ローボード、カーテン、システムデスク、カラーボックス、こたつ、ラグ、椅子などがまとめて販売されています。生活に最低限必要なものが揃っているので、引っ越してすぐに落ち着いて暮らしやすいです。
単身赴任にマンスリーマンションをおすすめする理由
マンスリーマンションには、入居してすぐに生活できるように家具・家電が備え付けられているところがあります。その部屋を選んだ時点で単身赴任生活に最低限必要なものは揃っているため、転勤前後で忙しい時期に家電や家具の購入・設置などの手間をかける必要がありません。しかも、備え付けの家具や家電は部屋のサイズに合ったものなので、購入した後でサイズが合わないといったミスがなく、置き場所に困ることもないのがメリットです。
レンタルは購入するより費用面では抑えることが可能で、単身赴任終了後に使用していた家具・家電をどうするかという問題も起こることがありません。ただ、単身赴任の期間が未定だった場合、レンタル期間を決めるのが難しいです。その点、マンスリーマンションは必要に応じて期間の延長が可能で、手続きにも手間がかからないのが良いところといえるでしょう。
戻ることを考えた場合もマンスリーマンションが便利
単身赴任が終了していずれ家族と住んでいた家に戻る際、セットで購入した家具や家電の処分をどうするか考える必要があります。レンタルもありますが、利用期間を決めるのが難しい場合には、家具・家電付きのマンスリーマンションを選ぶほうが便利です。マンスリーマンションであれば、赴任した当日から日常生活に必要なものが揃った部屋でくつろいで過ごすこともできます。
