理想の1人暮らしをするための間取りは？おすすめの間取り4つを解説！

2021/08/02

理想の1人暮らしをするための間取りは？おすすめの間取り4つを解説！

1人暮らし用の物件を探すにあたり、家賃や立地と同じくらい重要視したいのが間取りです。なぜなら、どのような間取りを選ぶかによって利便性や生活のスタイルが変化するからです。とはいえ、これから1人暮らしをする予定がある人にとって、どんな間取りを選べばいいのか迷うことがあるかもしれません。そこでこの記事では、1人暮らしにおすすめの間取りを4つ紹介し、それぞれの特徴やメリットについて詳しく解説します。

仕切りがなく空間を広く使える1R（ワンルーム）

1R（ワンルーム）とは、居住するためのスペースやキッチン、クローゼットなどがひとつの空間に揃っている間取りを指します。玄関を入るとすぐに居室が広がっており、部屋に仕切りがないのが特徴です。そのため、玄関から居室が丸見えになってしまうという点があるものの、一方で生活の導線が短く掃除もしやすいというメリットがあります。ちなみに1Rでは室内に洗濯機を置くスペースがないことが多いので、この場合はベランダに設置するか、コインランドリーを利用しなければなりません。
1Rは自炊をあまりしないという人におすすめの間取りです。なぜなら1Rは居室スペースの中にキッチンがあるため、シンクやコンロなどの設備が小さめなことが多いからです。また料理をすると部屋の中ににおいがこもり、衣類や寝具、持ち物などににおいが移ってしまう可能性があるので、頻繁に料理をするという人は注意が必要です。1Rのもっとも大きな特徴は、家賃が安めであるところです。住むために必要な最小限の設備に限定されているので、とにかく家賃優先で物件を探したいという人にはおすすめの間取りです。

キッチンが居室と仕切られている1K

1Rとは違い、キッチンと居室が仕切られている間取りが1Kです。家賃は1Rよりも高めですが、築年数が古いなどの理由で1Rとあまり変わらない物件もあります。1Kとは「1部屋+キッチン（4.5畳以下）」という意味で、玄関を入った廊下にキッチンがあり、突き当りのドアの先に居室がある間取りタイプです。ちなみに1Kでは、お風呂やトイレなどの場所も居室とは別になっている場合が多いです。
1Kのキッチンは4.5畳以下で狭いのが特徴ですが、居室とドアで仕切られているため、部屋の中に料理のにおいがこもりません。このため自炊をしたい、かつ家賃が安いところが希望という人にはおすすめです。なおキッチンは調理ができるスペースしかないので、基本的に食事は居室でとることになります。また1Kではキッチンに冷蔵庫を置くスペースがないことが多く、この場合には居室に設置しなければなりません。キッチンに冷蔵庫を置きたいという人は、事前の内覧等でスペースやコンセント位置の確認を忘れないようにしましょう。

食事する場所を居室と別にできる1DK

1Kよりも広いキッチンが希望なら、1DKを選択肢に加えてはいかがでしょう。1DKは「1部屋+ダイニングキッチン」という意味です。1DKは1Kよりもキッチンのスペースが4.5～8畳程度と広いため、ダイニングテーブルを置けるくらいのスペースがあるのが特徴です。そのため料理した食事をその場で食べることができ、「食事の場所」と「居室」を完全に分離することが可能になります。キッチンが広い分、コンロやシンクなどの設備も充実させやすいので、料理が好きな人にとっては快適な間取りかもしれません。
ちなみに1DKはダイニングキッチンがひとつの部屋として独立しているので、人が訪ねてきても寝室として使う居室部分を隠すことができ、プライベートを確保したい人にはおすすめです。

くつろげるスペースも確保できる1LDK

1LDKとは「1部屋+リビングダイニングキッチン」の意味で、居室とキッチンに加えてリビングダイニングがある間取りになっています。1DKよりもさらに広く、8畳以上のくつろげるリビングがあるのが特徴です。広々とした部屋で快適に過ごしたいという人には最適と言えるでしょう。またキッチンも広めに設計されることが多く、料理好きの人にもおすすめです。1LDKは1DKと同様に居室と区切られているため、友人や知人が来た際にもプライバシーの確保ができます。さらにリビングは広くソファなどを置けるスペースもあるので、急に誰かが泊まりに来ることになっても対応しやすい間取りです。
ちなみに1LDKは間取りのバリエーションが豊富な代わりに、家賃が高めになっています。また部屋が大きいので光熱費が多くかかりやすいという点も要チェックです。

自分に合った間取りで1人暮らしを快適に！

今回は1人暮らしにおすすめの間取りを4つ紹介しました。物件を探す際には、今回解説したそれぞれの間取りの特徴やメリットをぜひ参考にして下さい。なおウィークリーマンションやマンスリーマンションにも1人暮らしにおすすめの間取りが豊富で、しかも家具や家電付きの物件も数多くあります。ご自身のライフスタイルに合った間取りで、快適に1人暮らしができる部屋を探しましょう。